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海外の方からも問い合わせがありました

振り返るとアレは話題にできた、コレも話題にできた…と思われて、時期を逸して更新が滞ってばかりで恐縮です。 千葉県立中央図書館は、時折報告書の閲覧希望をお寄せいただいて少なくない方に関心をもっていただけて喜ばしい限りです(この場を借りて御礼申し上げます) そんな中で、先日にはなんと海外の方から問い合わせが! ミラノ工科大学の大学院に通われている方とのことで、研究のために情報提供をいただきたいとのご要望でした。 海外からにも関心をもっていただいているとは…とても励みになりました(拙い英語の文面ながら伝わった様子でよかったです) よい研究成果を得られるよう期待するばかりですが、いくらかでもお役に立てたのなら嬉しいですね。

掲載していますメールアドレスの変更について(お詫びとお知らせ)

ブログに記事を書くのもしばらくぶり…数えると8か月ぶりのようで焦りますね。 『千葉県立中央図書館保存活用検討報告書』をまとめたのが3年前になりますが、 まとめてほどない頃は頻繁にメールチェックをして、マメに対応していましたが、それも頻度が落ち着いてきたと共に頻度が少なくなり…速やかなにメールをお返ししない状況をいくらか招くようになってしまいました。 我ながら杜撰な対応に反省するばかりで…保存活用活動専用のメールアドレスを示しておりましたが、このほど勤務先(千葉工業大学)のメールアドレスへと掲載を変更しました。 今さらメールをお返しするのも…というケースすらあり、この場を借りてご関係のみなさまに非礼をお詫び申し上げます。 ブログの更新頻度は怠慢そのものですが、新千葉県立図書館の建設の動向も相まって水面下では少しずつ動きが生じてきています。 また何か載せられる話題があれば、ブログにも掲載したく思っております。

あけましておめでとうございます

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2020年を迎えました。あけましておめでとうございます。 千葉県立中央図書館の保存活用活動も引き続き進めて参ります。 本年もご支援ご助力賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

「ゆかしの杜」を見築して

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先日 、NHK文化センターで担当している講座で東京・白金台にある「ゆかしの杜(港区立郷土歴史館等複合文化施設)を見築してきました。 この施設は、内田祥三設計で1938年に建てられた旧国立公衆衛生院であった建物を機関移転により空き建物となった後に港区が取得して、郷土歴史館やがん在宅緩和ケア支援センターなど複数の新たな機能を入れて保存改修を行ったもので、2018年にオープンした施設です。 私はオープン間もなくして1度見築しているので、今回が2度目となる訪問でした。 まだ1年程度しか経過していないので、前回の見築から印象はほぼ変わらない美しい状態を保っていましたが、 土曜の昼間ということもあって客足も多く、また中央のホールではコンサートも催されるところも拝見出来るなどあり、リビングヘリテージとしてどのように受け入れられているかがよくわかるものでした。 延床面積は15,000㎡余という大規模施設を充当できるだけの活用方法があり、さらに改修に関わる総工費が72億円を超えるもので、これを実現できるのはさすがは港区といったところなのだろうと思いました。 どこも同じように出来るワケにはいきませんが、千葉県立中央図書館の保存活用の将来性を見るような気になって大いに励まされる思いを抱きました。

保存活用とリノベーションの違いについての一考察

先の8月のことですが、千葉市で リノベーションスクール が始まるということを耳にして そのスタートアップとなるブルースタジオ・大島芳彦氏の講演を聞く機会がありました。 どちらかというと経済性に結び付けた内容が多かったように聞こえて、リノベーションと歴史的建造物の保存活用とは似ているようでちょっと違うのだな…と相容れぬ性格があるという印象を抱き、いささか場違いなところに来てしまったなぁと思ったものでした。 もっとも、おそらくは不動産を所有されるオーナーが多数参加されていることを念頭にして話されたと思われて、比較的経済面にウェイトを置いた講演になったのだと思います。 リノベーションは私が修士の大学院生だった頃の2004年頃には耳にしていましたが、 時間の経過した建造物を取り扱うことは共通していても、歴史的建造物の保存活用とはどう違うのだろう?と思い続けてきました。 そのことはしばらく頭の片隅に置かれて、ややホコリを被ってすらいたのですが、 先の講演を聞いた以来、改めてその違いは何なのだろう?という疑問が燻るようになっていました。 そんな折に、ちょうど講演をされた大島芳彦氏が書かれた 『 なぜ僕らは今、リノベーションを考えるのか 』 が刊行されたと聞いて買い求めてみました。 読んでみると、リノベーションを考えるようになった軌跡や大島氏自らの足跡、そしてその理念を説明されていて、 広く一般の読者を意識されて書かれていることもあって、 先の講演より、いや講演で聞いてことも相乗してリノベーションのことをいくらかクリアに理解できたように思います。 それは要するにリノベーションは「RE+INNOVATION」であるということ つまり、リフォームが「RE+FOAM」で形の操作に過ぎないものを、考え方や使い方までをプロデュースする革新的な性格を包括しているということです。 そして、 このイノベーションのために使うのが、その時間の経過した建物が重ねてきた「物語」であるといいます。 保存活用も、その歴史的建造物のもつ歴史的・文化的価値の継承を目的とするものです。 歴史は「HI  “STORY”」 ですから、同様に「物語」としての性格をもつわけですが、 リノベーションと保存活用は同じく「物語」に重きを置いている点では共通し...

千葉県内の台風被害について

関東地方を直撃した台風15号から既に10日間が経ちました。 千葉県内の各所で多くの家屋が被害を受け、未だ停電も続いています。 私は学務の出張で北海道(函館) にいたこともあって、復路の飛行機がいくらか遅れた程度で済んだのですが、 台風の到来時に千葉にいなかったためか、後々に明るみになる被害の大きさを知り、その風雨がいかに激しいものであったかを痛感しています。 この度に被災をされた多くの皆様に心よりお見舞いを申し上げる次第です。 そのような苦しい事態に直面される方々がおられる中で、歴史的建造物の保存を考えるということはいかに悠長なことかという想いも湧き上がってきます。 走り出したのだから前進するしかないのですが…