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2020年度日本建築学会大会(関東)に論文投稿しました

新型コロナウィルス感染拡大の深刻さを伝えるニュースが日々報じられています。 千葉県は緊急事態宣言の対象地でもあり、今は感染しない・感染させないことが大切ですので大人しく過ごしています。 とは書いてみたものの…現在の情勢に至る以前より千葉県立中央図書館の保存に関わる取り組みは、どうあれ従前より目立った動きはさほど取れていませんので、結果的に状況と情勢がマッチしているという状態です。なんともかんとも… こうした間に何もやっていなかったかというとそうでもなく、少しずつ研究に取り組んできました。 2020年度日本建築学会大会(関東)が千葉大学での開催ということもありまして、 「千葉文化の森」の計画と建設の系譜について千葉県立中央図書館の郷土文献を主に用いて千葉県行政側の動向を論文にまとめて、先ごろの〆切に合わせて投稿をしました。 詳細な記述までをお知らせまでは出来ないのですが、「千葉文化の森」がそれ以前に策定された「千葉県中期計画」(1962年)において「県民会館」として文化会館設置が記載されたことに遡り、この顧問として下河辺淳が関与していたことが大髙正人への設計委嘱につながる可能性を見出せたことは有用な知見になるかなと思っています。 緊急事態宣言下で引き続き主だった活動取組は適いませんが、こうした期間に色々と方向性を模索しようと思っています。 2020.8.16追記 2020年度の日本建築学会大会は中止となり、梗概集(DVD)のみ頒布されて口頭発表の代替措置となり、先頃梗概集DVDが配布されました。