保存活用に向けての活動計画:活動4についての補足

千葉県立中央図書館の保存活用に関する活動計画では、次の3つの課題を取り組み上の実質的な内容としています。

2.「千葉文化の森」の計画推移と千葉の文教都市景観形成に関する歴史的研究
3.「プレグリッド・システム」の構造解析と耐震改修方法の検討
4.千葉県立中央図書館の活用方法の提案


先んじて活動2活動3について補足をしてきましたので、保存活用活動の補足をまとめる記事としては最後になります  活動4 
千葉県立中央図書館の活用方法の提案 について補足したいと思います。


千葉県立中央図書館は2019年6月に新千葉県立図書館等複合施設基本計画(原案)」がまとめられて、青葉の森公園内に新たな県立図書館を建設することが発表されたことで、将来的に図書館としての役割を失うことが決定的になりました。


私の聞き及ぶ範囲では、これといった活用方法は検討されていないようですが…このことは先日活動3の補足について述べたところですが、現段階で算出されている多額な耐震改修費も大きく影響しているようです。

従って、千葉県立中央図書館を保存を実現するためには、従前の図書館とは異なる何らかの活用方法を考えなければなりません。
活動3で耐震補強の検討をするわけですが、どうやっても改修費がゼロになるわけではありませんから、活用方法を検討することなしに保存を実現することも難しいと考えます。
使い方のないところには1円だって投じることは無駄になりますから…

このことについてワークショップによって(今後活動していく中で思いつけばチャレンジしたいとも思っています)、何らかの活用方法を見出すことが出来れば良いなと…楽観的に構えています。

もっとも提案したものが実現出来るかは段階が異なりますから、また別のハードルがあるのですが…

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