千葉県立中央図書館保存活用検討ワークショップ:11月17日(日)開催報告
秋晴れの日曜日にほぼ1日という…ご参加いただいたみなさんの貴重な時間をいただいて、とても充実したワークショップになったと思います。
ご参加いただきましたみなさまにまずは深く御礼申し上げます。
また直面する仕事に追われて、御礼を申し上げるのが遅くなりましたことをお詫び申し上げる次第です。
17日のワークショップは、千葉大学・工学院大学・千葉工業大学より学生17名と主催者含む一般4名の計21名の方にご参加いただきました。
当初は「学生限定」としていたのですが、11月30日(土)に予定していますワークショップへの参加申込状況が芳しくないことから、17日に参加していただく恰好になりました。
ワークショップは千葉県文化会館第3会議室(聖賢堂内)にて開催しました。
まずは受付を行いますが、この時カードを引いてもらう形でグループ分けをしました。
所属で偏りが生じないように、あらかじめ下記のように配分しておいて…という形です(千葉大学からの学生参加が多かったためにいくらか偏りがありますが)。
Aグループ:一般+千葉大×3+千葉工大
Bグループ:一般+千葉大×3+工学院+千葉工大
Cグループ:一般+千葉大×3+千葉工大
Dグループ:一般+千葉大×3+千葉工大
午前中のプログラムは下記の通りでした。
10:30-10:40 ワークショップ趣旨説明(千葉県立中央図書館を取り巻く状況)
10:40-11:00 → 11:30 千葉県立中央図書館ならびに「千葉文化の森」に関するショートレクチャー[ 藤木竜也/千葉工業大学 ]
11:00-11:20 → 11:30 → 11:50 モダニズム建築の保存活用に関するショートレクチャー[ 頴原澄子先生/千葉大学 ]
11:20-11:30 → 11:50 → 12:00 グループ内自己紹介・役割分担
11:30-13:00 → 12:00 → 13:15 建物見学を兼ねた昼休憩
ワタクシ(藤木)のレクチャーがショートならず「ミドルレクチャー」になってしまったため、結果的に12:00-13:15を昼休憩とするスケジュールになりました。
なお、役割分担はグループごとに用意しておいたカードを引いてもらって、発表者・質問回答(発表補佐)・質問者×2(発表した次のグループ発表で必ず質問する)という形としました。
カードに役割を明示せずにマークとして、カードを引いた後でこれを発表する形としたことで、ちょっとだけ盛り上がりました。
結局スケジュールがずれ込んで、午後は下記のようになりました。
13:15-15:40 千葉県立中央図書館の保存活用のアイディア検討(ワークショップ)
15:40-16:30 千葉県立中央図書館の保存活用方法の提案(グループ発表/発表5分・質疑応答5分ずつ)
16:30-16:40 主催者含む一般参加者からのコメントをもって終了・解散
アイディアの検討(ワークショップ)は、いわゆるKJ法を用いました。
初めて聞く・初めて知るという方もチラホラおられて、これが一般的にブレインストーミングで採用されている方法だけに、参加いただいたみなさんにとって今後に活かせる経験になってくれれば嬉しいです。
発表いただいた内容は改めて吟味して「保存活用検討報告書」にまとめようと思っていますが、各グループの発表風景を添えて概要をまとめたいと思います。
[ Aグループ ]
Aグループは、質より量といった内容になりました。
ローテーションでアイディアを述べながらポストイットを貼っていくというスタイルを取って多くアイディアを提案することを重視したために
背景や建築の状態といったところを深く考えないアイディアが目立ったかな…というのはファシリテーターでもあった自身の反省点でもあります。
ワタクシ(藤木)のレクチャーがショートならず「ミドルレクチャー」になってしまったため、結果的に12:00-13:15を昼休憩とするスケジュールになりました。
なお、役割分担はグループごとに用意しておいたカードを引いてもらって、発表者・質問回答(発表補佐)・質問者×2(発表した次のグループ発表で必ず質問する)という形としました。
カードに役割を明示せずにマークとして、カードを引いた後でこれを発表する形としたことで、ちょっとだけ盛り上がりました。
結局スケジュールがずれ込んで、午後は下記のようになりました。
13:15-15:40 千葉県立中央図書館の保存活用のアイディア検討(ワークショップ)
15:40-16:30 千葉県立中央図書館の保存活用方法の提案(グループ発表/発表5分・質疑応答5分ずつ)
16:30-16:40 主催者含む一般参加者からのコメントをもって終了・解散
アイディアの検討(ワークショップ)は、いわゆるKJ法を用いました。
初めて聞く・初めて知るという方もチラホラおられて、これが一般的にブレインストーミングで採用されている方法だけに、参加いただいたみなさんにとって今後に活かせる経験になってくれれば嬉しいです。
発表いただいた内容は改めて吟味して「保存活用検討報告書」にまとめようと思っていますが、各グループの発表風景を添えて概要をまとめたいと思います。
[ Aグループ ]
Aグループは、質より量といった内容になりました。
ローテーションでアイディアを述べながらポストイットを貼っていくというスタイルを取って多くアイディアを提案することを重視したために
背景や建築の状態といったところを深く考えないアイディアが目立ったかな…というのはファシリテーターでもあった自身の反省点でもあります。
一番盛り上がって、そして一番多くのアイディアが出て、これが模造紙2枚というボリュームになりました。
最後にポストイットを整理する段階では、テーブルでは狭いので床に広げてメンバーがどんどん積極的に整理をしていくので、結局ワタクシは蚊帳の外…終わった後にとても楽しかったと言ってもらえたのは救いでした。
[ Bグループ ]
続いてCグループですが、千葉県立中央図書館の建築が持つ特性を踏まえたアイディアが多く、量より質といった内容の発表でした。
ショートもといミドルレクチャーで千葉県中央図書館の建築について理解を培っていたこともあってか質問が多数寄せられて、かつ非常にリアリティのある議論に及んだのが印象的でした。
[ Dグループ ]
Dグループは千葉県立中央図書館を中心にしつつも「千葉文化の森」全体から考えられたアイディアが多く、保存活用を行っていくためのブランディングにまで及ぶ広範な提案だったというのが印象的でした。
発表を学部4年生のゼミ生が担当していたのですが、堂々と発表されていて指導教員としてはなかなかに感心してしまいました。
以上、簡単ながら17日に開催しましたワークショップについて概要を報告しました。
ほぼ1日という長いスケジュールだったのですが、個人的にはとても短いように感じられて楽しい時間になりました。
冒頭にしたためましたように、提案いただいた内容は改めて精密に検討の上で報告書にまとめたく思っています。
最後にポストイットを整理する段階では、テーブルでは狭いので床に広げてメンバーがどんどん積極的に整理をしていくので、結局ワタクシは蚊帳の外…終わった後にとても楽しかったと言ってもらえたのは救いでした。
[ Bグループ ]
千葉大・頴原先生に入っていただいたBグループは、千葉大に通う留学生がいたことでワークショップ中も英語が飛び交い、また発表も英語になりました。
千葉県立中央図書館は国際的に評価されるであろうモダニズム建築の傑作だと思っていますが、よもや地元・千葉で開催したものが国際ワークショップの趣をもつことになろうとは思いもよらず…そのような多様性をもてたことが今回のワークショップにおいて重要なことだったのではないかなと思います。
[ Cグループ ]
続いてCグループですが、千葉県立中央図書館の建築が持つ特性を踏まえたアイディアが多く、量より質といった内容の発表でした。
ショートもといミドルレクチャーで千葉県中央図書館の建築について理解を培っていたこともあってか質問が多数寄せられて、かつ非常にリアリティのある議論に及んだのが印象的でした。
[ Dグループ ]
最後にDグループです。
発表を学部4年生のゼミ生が担当していたのですが、堂々と発表されていて指導教員としてはなかなかに感心してしまいました。
以上、簡単ながら17日に開催しましたワークショップについて概要を報告しました。
ほぼ1日という長いスケジュールだったのですが、個人的にはとても短いように感じられて楽しい時間になりました。
冒頭にしたためましたように、提案いただいた内容は改めて精密に検討の上で報告書にまとめたく思っています。
引き続き11月30日(土)、12月28日(土)開催予定のワークショップへの参加申込を受け付けていますので、ぜひご参加いただければ幸いです。詳細はコチラ
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